健康保険とケガ通院保障で治療費を抑えて腰痛を賢く治療しよう
医療保険、入っていますか?
ケガをしたときに通院保障をしてくれる保険に加入しているにも関わらず、まあこれくらいなら・・・・と保険を使わずに済ませている人って意外と多いんじゃないでしょうか。
COOP共済などの共済系保険、民間の医療保険などでケガ通院に対応している保険なら、立ち上がる時にバランスを崩したり手首を捻ったりと実はちょっとしたケガでも保険によっては対象になることがあります。
通院保障は医療保険の中でも損害保険に近い性質があります。
保険会社への申告の仕方をきちんとおさえれば、もっと病院や整骨院を活用できてかつ通院費用を保険で賄うことができるかもしれません。
医療保険の対象になる治療とは?産後の腰痛にも保険が効く
一昔前は肩こりや腰痛の治療に保険が使えませんでしたが、ここ10年くらいの間に肩こりや腰痛でも保険適用ができ3割負担で治療ができるようになりました。
産後の腰痛に医療保険を利用しよう
産後に起きやすい腰・肩・手首の痛みどうしてますか?
産後というと「骨盤矯正」というイメージですが、1回5000~8000円くらいとお値段が張ることが多いです。これって「骨盤矯正」は医療ではなくマッサージの一貫のサービス業=自己負担だからです。
出産後2~3ヶ月は骨盤の緩みもまだまだある時期です。なのにどんどん重くなる子供をおぶったり抱っこしたり、家事をしなきゃいけないなどで腰、肩、手首などに痛みが出てくることが多いです。
これ、1回5000円の治療に週1で来てくださいって言われてもすごいお金がかかってしまい現実的じゃありませんよね?皆さん産後の痛みどうしてますか?
ここで意外とやっている人が少ないようなので、医療保険が適用される整骨院の「治療」を利用についてご紹介したいと思います。
サービス業と医療はどう違うのか?
肩凝った、体がダル思い、さっぱりしたい、など日常的な痛みが伴わないけどずっと不快感があるものは「慢性的」な症状と言われます。こちらは医学的治療の対象にはならないのでマッサージやいわゆる骨を整えたり筋肉マッサージをする整体での対応になります。〇〇整体、カイロプラクティック、骨格矯正などはサービス業です。
しかし、あることをきっかけに痛みが出たまたは徐々に痛みが出てきた場合は「急性」または「亜急性」の症状といわれ、保険の対象になる“医学的な治療”を利用できる可能性があります。こちらはサービス業ではなくて医療の対象になりますので治療費3割負担だし、税金の医療控除対象にもなります。
痛みの起点が分かるものは医療対象になりやすい
出産して子供を抱っこするようになり無理な体制で痛みが出てしまった場合、もしかしたら医療保険が適用できる可能性が出てきます。産後の痛み、その腰の痛み、いつからですか?
医療保険が適用できるのは5W1H、つまり「いつ、どこで、何を、どうしたときに、どうなって痛みが出はじめたのか」というのを説明できる場合です。
実例:自費治療から保険治療に移行(私のケース)
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「慢性症状」だるいけど痛みのない腰と肩
里帰りから自宅に戻った当初は腰と肩に痛みはありませんでした。自費で腰と肩の治療をしてもらう。約2000円✕週1回
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某日、無理な体制で抱っこしたため腰と肩に痛み
ある日、子供を無理な体制で抱っこしたまま寝てしまったら翌日立ち上がるときに腰と肩に痛みが。明らかに昨夜の無理な体制が原因。
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「急性症状」で保険適用への切り替え
「昨日、無理な体勢で抱っこをしたときに腰と肩をひねり、痛みが出た」と整骨院に相談。医療適用となり、治療費は1回1000円✕週2~3回通院し、保険適用前より腰と肩もだいぶ楽になる。
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さらに個人加入の保険にて「ケガ通院手当申請」
個人で加入している保険に“傷病通院手当”というのがついているので、すべての治療後保険会社に申請。通院1日あたり2000円の通院手当が支給されるため相殺されて今までの通院費は実質ゼロ。差額の残りは生活費にまわします。
日常の痛みにもっと「保険」を利用しよう(まとめ)
保険を上手に活用してもっと体をいたわりながら医療費も節約したいですね。
- マッサージなどの整体は医療ではないので高い
- 痛みの発生日がわかれば医療保険に切り替えでき、治療費を抑えられる
- 個人加入の保険にケガ通院手当がついていれば利用しよう
ちょっとしたケガ通院でも対応できる保険に見直そう
家事育児でどんどん痛みが悪化しやすいママこそケガ通院に対応した保険を活用すると良いと思います。COOP共済など月額2000~4000円の掛け捨ての安い保険でもケガ通院日額1000~2000円くらいでたりするので通院費も保険料も節約できますよ♪
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打ち合わせは少し面倒に感じますが、年齢が若いほど保険料は確実に安いので今のうちにサクッと見直しておくと楽ちんでしたよ。
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