ロードレース（自転車レース）にちょっと興味が湧いた方へ！オススメ書籍
ロードレース（自転車レース）にまだまだ馴染みのないニッポンですが、じわじわと周知され始めているスポーツでもあります。ヨーロッパではメジャーな自転車レースですが、多くのスポーツに比べて特殊な世界で、自転車漕ぐだけなのになかなかわかりにくい部分もあります。
このブログでちょこちょこ紹介しているロードレース、実際にどんなものか見たい方はJSPORTかスカパー契約すればツール・ド・フランスなど世界的レースが観戦し放題です。
が、実際のレースは長丁場（４～５時間くらい）あるので最初の導入には向かないかなとｗ
そこで、わからない人でも自転車レースの雰囲気がわかる書籍を紹介しておきます。
自転車レースの漫画
ツール！（全８巻） ／大谷アキラ
ロードレース解説ではお馴染みの「栗村修」さん監修の漫画です。自転車選手の父を持つ主人公が事故で父親をなくし、父親に変わってヨーロッパへ渡り世界最高峰ツール・ド・フランス出場を目指す話です。少年漫画なので勢いがあり、楽しく読みやすい感じになっています。サンデー漫画らしい爽やかな漫画です。
シャカリキ！（全18巻、ワイド7巻）／曽田正人
レースものが得意な曽田正人さんの作品で、昔から知られる自転車レース漫画の名作です。自転車で坂を上るのが大好きな無口な少年が、まわりの人達に応援され高校でロードの世界に飛び込みいろんな選手と自転車レースを繰り広げる話です。レースそのものがよく描かれているので、自転車レースってどんなふうに戦うの？っていうのを知りたい方にはぴったりかも。もともと18巻ですが、ワイド版で7巻になっているので読みやすくなりました。うちはkindle版で読みました。
SHAKARIKI! シャカリキ! (ワイド版) 全7巻 完結セット 【コミックセット】
かもめ☆チャンス（全20巻）／玉井雪雄
青年誌で連載していた自転車レース漫画です。信金金庫の営業サラリーマンだシングルファザーの主人公が自転車を通して再び自分の可能性に挑戦する漫画です。少年漫画のような勢いはありませんが、丁寧に描かれているのでレース展開や協力の大切さが理解しやすい漫画です。エースとアシストの優秀さ、絆についても丁寧に書かれていておすすめです。
自転車レースの小説
マンガでなんとなく概要を掴んだら小説を読むと良いです。
近藤史恵さんの自転車レース小説がオススメ。爽やかな青年小説でありながら、事故をめぐるミステリーなども含まれており、心の葛藤や駆け引きもよく描かれています。
自転車レースの臨場感とミステリーを併せ持ったストーリー
サクリファイスの続編。あの日から3年後のツール・ド・フランスで・・・
サクリファイス、エデンの世界に繋がるエピソードを掘り下げた短編小説集
サクリファイスの主人公が再びツール・ド・フランスを走る最新作
最新作なのでkindle版は未発売ですが、サクリファイスとエデンに続き、世界最高峰のレース「ツール・ド・フランス」出場を描いた作品です。マンガではツール・ド・フランスを走っている作品はないので世界の舞台を感じたい方はこちらの小説を読むしかないっす。
