なーんの役にも立たないただの子育てlog - オコキタ日記

海辺の田舎で男児どもを育てる子育てダイアリー

甥っ子と旦那氏の遊び方に学ぶ子供がめっちゃ喜ぶ接し方のポイント3つ

オコキタです。

先週は自分の実家に1週間ほど帰っていました。水曜が祝日なので水曜から日曜の5日間の帰省です。

 

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今日はうちの旦那氏と甥っ子の話です。

うちの旦那氏は保育士でもなんでもないただのSE野郎なのですが、不思議と甥っ子に好評で、帰った後甥っ子が旦那氏ロスになっていたらしいのでなにがいいのかその接し方を分析してみました。

 

 

甥っ子に好かれた旦那の接し方,、甥っ子がブチギレした父の接し方 

登場人物

甥っ子

私の弟の子供、長男、兄弟なし。

電車(でんでん)と飛行機(ブーン)にハマってます。

ちなみに甥っ子はパパが大好きでいつも帰って来ると一緒に遊んでいるということです。

 

甥っ子父

私の弟氏、職業は高校教師。30代前半。

家から車またはチャリで高校に通う。

本人はあまり気づいてないけど子供好きな割に子供と接するのが苦手な不器用タイプ。(実父そっくりなのは内緒)

 

旦那氏

私の旦那、職業はSE野郎。20代後半。

早朝5時に家を出て2時間かけて某JR線にて会社にはこばれるサラリーマン。早く社畜から開放されたいと願っている。

思ったよりこども好き。子供のころ学校教育はあまりお好きでなかったらしい。

 

旦那氏と甥っ子、そして甥っ子父が大人の階段を1段昇る話

あらすじ

いままで自分の父(私の弟)とじいじ(私の父)としか遊んだことがほぼない甥っ子。その甥っ子が、全く別の性格&世界から来たお兄さん(私の旦那氏)と遊んだことで、父親以外の別世界を知ってしまい、父親のクソつまらん遊び方に不満を持つというストーリーです。

 

「でんでんのおにいさん」の遊び方

電車と飛行機が大好きな甥っ子。

電車のことを「でんでん」と呼んでいて、電車図鑑をいつも持ち歩いています。

 

男の子だからか、比較的男の人には抵抗がない甥っ子。

旦那氏と帰省した際、電車の図鑑を持ってきて、旦那氏に読んで読んで!と寄ってきます。いつも図鑑を開いて「ンゥ?(これ何?これ知ってる?)」と言っています。

 

そこで旦那氏は図鑑を見ながら甥っ子と一緒に話しています。

「コレ何色だー?」

「あ、これ知ってるよ。千葉に走ってるよ」

「これはねー京浜東北線って言って、これがなければみんな会社に行かなくて済むんだよ」

とか(笑)

 

甥っ子はンキャキャキャ!!みたいなおかしな笑いをしまくってました。相当楽しかったんでしょうか。私のPC(Surface)も車の坂として活躍してたようですしw 

 

社畜話は大人が聞いてて大ウケだったんですが、子供には細かい内容はわからないのでなにやらコレに詳しいようだ、と写ったかもしれないですね。

 

 

一見特別なことはしてないように思うんですが、どうも甥っ子には楽しかったらしく旦那氏は『でんでんのお兄さん』として認識されたみたいです。合計3日しか会ってないのに、図鑑持って「でんでん!」って寄って行ってましたからね。

 

事件は起きた。自分の父の遊びがクソつまらんことに気づいた甥っ子ブチギレ

さて、実家滞在がおわり、でんでんのおにいさん(私の旦那氏)と私は実家から帰ってしまいました。

帰るときは普通にバイバーイ!とかハイタッチしてごきげんだったので特に気にしていませんでしたが、帰った後に事件が起きた模様です。

 

でんでんのおにいさんが帰宅した後、いつものように図鑑をもって父に読んでー!と行った甥っ子ですが・・・

 

父「これ?あずさ21号だよ」

父「あ、こっちはドクターイエローっていうんだよ」

甥っ子「・・・・(何か違う)」

ンぎゃあああ!!

 

でんでんとお兄さんと読んだときの楽しさと何かが違うらしくてブチギレな甥っ子。

 

父「え?読みたくないの?」

甥っ子「いやあああ!(読みたいけどそうじゃなくて!!)

 

父「読むの?読まないの?」

甥っ子「びええええ(読むんだけどなんかちがうのーー)

父「んー、もうおねむかな?」

 

このエピソードは母である義妹より頂きました(笑)

母はでんでんのおにいさんと遊んでたときから知っているので、流れがわかるのですが、父にはわからなかったらしく、訴えが全く通じないかわいそうな甥っ子です。

 

 

何が違うのか?でんでんのおにいさんと父との遊び方を比較

さて、父(私の弟)をディスるのが目的ではなく、より子供の目線で「楽しい」とはなにか?を考えるのがこの企画です。

 

本を開いて一緒に指差しながら電車を見るというのは一緒だったんですが、一体何が違ったのか?

 

 

二人のセリフを比較してみました。

 

まず父。

父「これ?あずさ21号だよ」

父「あ、こっちはドクターイエローっていうんだよ」

 

続いてでんでんのおにいさん(旦那氏)。

旦那氏「コレ何色だー?」

旦那氏「あ、これ知ってるよ。千葉に走ってるよ」

旦那氏「これはねー京浜東北線って言って、これがなければみんな会社に行かなくて済むんだよ」

 

一見なんの違いもなさそうに見えるんですが、なんですかね。微妙な違いがありますね。でどっちも普通に言っちゃいそうなんですが。

 

ここにアフレコ(想像)で甥っ子の声を入れてみるとわかりやすいかもしれないので入れてみました。

 

まず父。

父「これ?これはあずさ21号だよ」

甥っ子「ヘー」

父「あ、こっちはドクターイエローっていうんだよ。」

甥っ子「へー」

 

続いてでんでんのおにいさん(旦那氏)。

旦那氏「コレ何色だー?」

甥っ子「きいろ!」

旦那氏「あ、これ知ってるよ。千葉に走ってるよ」

甥っ子「え?そうなの」

旦那氏「これはねー京浜東北線って言って、これがなければみんな会社に行かなくて済むんだよ」

甥っ子「なんかよくわからないけど、おにいさんものしりだね!」

 

こんなかんじになるんじゃないかなーと思います。

なるほど、会話が成り立ってるかどうかじゃないですかね。これは!

 

 

子供が喜ぶ遊び方=相手と会話のキャッチボールができるやりとり

子供を子供扱いしないと喜ぶというのは頭では分かるんですが、実際にどうやったら「子供扱い」にならないのかって難しいんですよねえ。

 

でも今回の事例をみると、会話しているような雰囲気づくりが大切なんだろうな、と思います。

 

実際に何言ってるかわからないと思いますが、雰囲気でも会話できてるような「感じ」というのが子供が楽しいと思う秘訣なのかな、と思いました。

 

 

子供と遊ぶときに旦那氏が実際に気をつけているポイント3つ

旦那氏に甥っ子とあそぶ時に気をつけていることを聞いてみました。

 

ポイント1.同じ言葉をくりかえす

まずは子供が言ったことを楽しそうに自分も繰り返すこと

甥っ子は電車をさして「でんでん!」というのですが、でんでん!と言ったら自分も一緒に「おっ、でんでんだ!」と言ってあげていたそうです。

 

たしかに同じことを共有できると、子供は伝わったと思って嬉しくなりますよね。

 

ポイント2.質問してあげる

旦那氏「コレ何色だ?」

相手に質問を投げかけて返事(反応)してもらうことです。

たしかに甥っ子でもわかりそうな質問をしながら一緒に図鑑みてましたね。好きな色の電車を指してあげるとか、そういうのもいいかもしれないですね。

 

コレは○○です、って説明ばっかだと大人でも飽きますね。やられると思うのに、やろうと思うとこのパターンから意外と抜け出せないので気をつけねば。

 

 

ポイント3.子供が好きなことをバカになって一緒にやる 

とにかくワンパターンでも飽きたと思わずに一緒に楽しむ(楽しむ雰囲気をだす)ことだそうです。確かに一緒にオフロに入って、ひたすら桶で頭に水かけあってたらしいので、そういうかんじですね。

 

大人ってついつい、もういいだろとか思ってしまいがちです。

だいたい思うと雰囲気に出るので敏感な子供はすぐわかっちゃうんですね。

 

〇〇したいのに、とかいう大人の事情はもう潔くおいておいて一緒に遊ぶ勇気が大事ってことですね。