「妊娠後期に足がつる」現象はかなりの確率で起こります
【漫画エッセイ】妊娠後期って足がつるよね!ってそれカルシウムな(その1)で書いた、妊娠後期に足がつる現象。
これ、みなさん結構な確率で経験されています。私の場合、つった場所はふくらはぎと足裏でした。妊娠していない時も足がつることってあると思うんですが、それよりかなりひどい感じです。私の場合、足つり強度が2倍くらいはあった感じします。
久しぶりの運動の後に足がつる場合って、壊れた筋肉を修復するためのアミノ酸が不足し、筋肉がうまく修復されないことで足がつります。
が、妊婦の場合は日々つってますよね?どういうことなんでしょう?
足がつる=カルシウムというテーマのサイトはいくつかあります。
が、筋肉の収縮にカルシウムがかかわってる、程度しか書かれていなくて、何処にどうやって関わってるの?っていう細かいことはかかれてません。
実際、【漫画エッセイ】妊娠後期って足がつるよね!ってそれカルシウムな(その2) でも書いたように、カルシウムを摂取したら翌日から回復したわけです。
どういうこと?気になるので調べてみました。
「筋肉」と「カルシウム」の関係
カルシウム=骨、というイメージが強いと思いますが、カルシウムはむしろ骨以外の筋肉の収縮や神経伝達にとって大切な要素になっています。(もちろん骨にも重要ですよ!)
筋肉って結構システマチックな構造になっていて、
神経の司令で「縮め!」の司令
↓
筋肉の中にある「カルシウムイオン」が筋肉収縮スイッチON
(トロポミオシンという構造とひっつく)
↓
筋肉が収縮
という動きが起こっています。
んで、筋肉が収縮することで動き、例えば「足を曲げる」という動作になります。
ざっくり言うとこんな感じ。
体はカルシウムイオンがない=筋肉が収縮できない=動作ができない構造になっています。
・・・あれ?
カルシウムが減ったら筋肉動かないはずなのに、なんでつるの??
(つったら足曲がったまま伸ばせなくて痛いのが普通じゃん!!???)
って思った人。
そこですね。
ということで長くなるので後編に続く。